機関とは

会社の目的を達成するための組織または意思を決定する者を「機関」といいます。

「株主総会」「取締役」「取締役会」「監査役」「監査役会」など

非公開会社(株式会社譲渡制限会社)

・取締役が最低1名から設立できます。
・取締役会の設置は任意です。
・役員の任期も最高で10年間まで延長することができます。
・監査役の設置および任期については取締役と同じです。

小規模非公開会社(株式会社譲渡制限会社)の機関設計の例

小規模な会社に向いた機関設計の例を表にしております。

株主総会 取締役 取締役会 監査役 会計参与
A
B
C
D

※会社の機関を組み合わせますと30種類以上になります。

株主総会

会社設立までは発起人が主役でしたが、会社設立後は株主が主役になります。
株主総会は、その株主によって構成される会社の最高意思決定機関になります。

株主総会では、「定款の変更」「役員報酬額の決定」「取締役・監査役の選任や解任」「増資による資本金の変更」「会社の合併、分割、清算」等の重要事項の決議をします。
株主総会で選任された取締役が会社を経営します。監査役をおいた場合、監査役がその執行状況を監査します。
株主総会は、年に1度開催する定時株主総会と随時行う臨時株主総会があります。